赤い皇帝

昨日の日記書いてから、珍しく地上波TV見てたんですが・・・


ミハエル・シューマッハー引退なんですってね。


今となっては、世界チャンピオン7回とF1界の数々の記録を塗り替えた
歴史に残る大レーサーです。


この人、デビューから凄かったですからねぇ。
’91年のベルギーGPで今は無き『7Up』を彩ったジョーダンで
当時、セナ・プロスト・マンセル最強時代のF1に殴りこみ、いきなり予選7位。
翌年の同じベルギーGPであっさり初優勝してしまいました。当時後付けで
世界F3で最強だったことを知りましたが、いきなりぽっと出の新人が
名立たる強豪を押しのけてのし上がった姿には衝撃を覚えました。



ホント、当時はマクラーレン・ウィリアムスの絶対王朝だった訳ですが、
マシンの性能だけでなく、ドライバーの腕ってのがこんなに重要だってのを気付かせてくれたドライバーでした。



(ちなみにアイルトン・セナもそうだったらしいですが、私は生では知りませんw)
余談ですが、糞フジテレビが造りだした虚像のアイルトン・セナは大嫌いでした。


いろいろ、この人のレースっぷりには賛否両論があるのが事実ですが、
低迷していたフェラーリを再建したのも事実ですし、賛否両論があるのも、
その徹底した『プロ意識』が為せる業だと、私は解釈しています。


普通、こういった『絶対王者』的なものは私は大嫌いな筈なんですが、
輝かしい歴史の中で細かく見ていくと、ここぞっていう時の『ポカ』があり、
ターミネーター』とか言われているくせに妙に人間味を感じたりするとこが
憎み切れなかったんだと思います。


流石に、仕事に就いてからは、日曜の夜中まで起きてる訳にもいかず、
見る回数は減ってましたけど、あと3戦で去ってしまうのはちょっと寂しいかなっていう気がします。


世界一の高給取りのスポーツ選手ですから、この後も遊んで暮らせるんでしょうけどねw


デビューからずっと見てきた人が居なくなるっていう寂しさがあると同時に、
そんな人が引退してしまうっていうのは、やはり自分の年齢を感じざるを得ませんw